コンプライアンス準拠 (Conformity)
NBA の選手契約におけるコンプライアンス準拠 (Conformity) とは、すべての選手とチーム間で締結される契約が、NBA と NBPA(選手会)間で合意された労働協約 (Collective Bargaining Agreement - CBA) の規定、特に統一選手契約 (Uniform Player Contract - UPC) の形式に従わなければならないという原則を指します。
主な規定 (CBA Article 2)
- 統一様式の使用義務 (Required Form): すべての選手契約は、CBA の付属文書 A (Exhibit A) で定められた統一選手契約 (UPC) の標準形式を使用しなければなりません。
- 修正の制限 (Limitation on Amendments): UPC への修正は、CBA 内で明確に許可されているもの(例: 報酬額、ボーナス、支払いスケジュールなど、Article 2 Section 3 で列挙されている項目)に限定されます。
- 無効な契約: CBA で許可されていない修正を含む契約や修正条項は、コミッショナーによって承認されず、無効 (null and void) となります。
この準拠原則により、リーグ全体の契約における公平性と一貫性が保たれます。個々の契約内容は、報酬やボーナスなどの許可された範囲内で交渉されますが、契約の基本的な枠組みや権利・義務は CBA および UPC によって標準化されています。